王者追い詰めた錦織＝燃え尽きた死闘―男子テニス最終戦

ただでは、やられなかった。ファイナル初出場で4強入りした錦織はさらにその先を求め、つかみかけた。世界ランキング年間1位を奪回し、室内コートで歴代3位の30連勝中だったジョコビッチを追い詰めたが、わずかに及ばなかった。

　手も足も出ないまま第1セットを23分で落とした。ジョコビッチの第1サーブにつけ入れず、ストロークを打ち合っても打ち抜かせてもらえなかった。しかし、ここから見せ場をつくった。

　第2セットの出だしにサービスゲームを落としたが、直後にブレークバック。粘り強く追い詰め、4―3からの第8ゲームをブレークしてついに主導権を握った。ひるまず技術を出し切り、ジョコビッチのリズムを徐々に狂わせた。

　しかし、最終セットは思わぬ展開をたどった。第1ゲームで40―15からのブレークチャンスを逃し、第2ゲームはミスが続いてサービスダウン。そのままずるずると押し切られてしまった。

　全米オープンの準決勝では消耗戦を制し、ジョコビッチとは今季1勝1敗だった。「彼はしつこく、手堅い。相当の忍耐力が必要になる」。そう覚悟して臨んだ一戦。アリーナを埋めたほぼ満員の観客は大健闘した錦織に優しかった。敗れはしたが、燃え尽きるような戦いを繰り広げて最高峰の舞台を去った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141116-00000005-jij


http://www.nikkansports.com/sports/news/img/ap-sp-in-141114-01-ns-big.jpg

錦織選手お疲れ様でした！

第2セットいきなりブレークされた時はまさか取れると思いませんでした、本当に強い。

結局ジョコビッチも今大会初めてセットを失ったとはいえさすがはランク1位で、そう簡単に勝たせてくれませんでしたが。。。

第3セットの第1ゲームがとれていれば流れは変わったかもしれませんから本当に惜しいです。

それでも日本人があのジョコビッチと当たり前のように真っ向勝負できる現実。

第2セット取った時は夜中にもかかわらず思わず叫んじゃいましたｗ

今年は錦織選手にとっても大きな飛躍の年となりました。

このままいけばグランドスラム制覇は目の前です。

まずは最初の全豪に向けてしっかりとコンディションを整えてほしいですね。

来年は更なる飛躍は期待しています！

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タグ：錦織 ツアー最終戦 テニス